動物のオブジェで家の中に温かみを

母が孫たちが遊びに来た時のためにと、何年も前に購入したくまちゃん。結構大きいサイズなので目立つし、愛嬌があるので、いつの間にか実家のリビングに欠かせない存在になっていました。
子供たちが洋服を着せたり、帽子を被せたり、時にはヒゲが書き足されていたり!
確かに孫たちの良い遊び相手になっていたようです。

ただ、その子供たちも次から次に成長して、ぬいぐるみではあまり遊ばなくなってきたし、1番末っ子の孫にプレゼントすることにしたと、少し前に母が言っていました。
ところが・・・いざ手放すと思うと、一人暮らしの母にとって、このくまちゃんの存在が実は意外に母の心を和ませてくれていたことに気づいたようなのです。
それで、やっぱり自分の手元に残しておくことに決めたそうです
「今まで気付かなかったけど、この子がいてくれると、一人でも寂しく感じないのよ」と母が言っていました。

それで思い出したのが、前に知り合いから聞いたこの話です。

日本でも大人気の北欧デザイン、代表格のIKEA以外にも、リサ・ラーソン、マリメッコ、クリッパン、アラビア等本当に色々とありますね。
これらの北欧デザインには、なぜ動物や植物などの自然素材を生かしたモチーフが多いのか?

それは、夏は短くて冬は長いと言う厳しい自然環境の中で、どうしても家の中で過ごす時間が多く、人との触れ合いが少ないために、北欧では鬱になりやすい人が結構多いらしいのです。
それを補ってくれるのが自然素材のオブジェ、特に動物をモチーフにした物らしいですよ。
きっと動物のオブジェには、人に安心感を与える力があるんでしょうね。

この話を聞いたときに、私もとにかく納得してしまいました。
というのも、ちょうど引っ越しをしたばかりの時で、寝室には布団以外まだ何もない状態(今でもあまり変わっていませんが…)、 5月とは言え、まだまだ肌寒い日がありました。
ひんやりした物寂しい部屋で、引っ越しの片付けで気が張っていることもあったのか、寝付けない日々が何日か続きました。
それでどうしたのかと言うと、実家に長いこと置きっぱなしにしていたぬいぐるみたちを持って帰ってきて、寝室に並べてみたのです。
不思議なことに、その日の夜から落ち着いて眠れるようになりました。

私としては、とにかくがらんとした殺風景な部屋に、何か物を置いて部屋感を出したい、と言う思いだけだったのですが、無意識に動物のぬいぐるみを選んでいたことが良かったんだなと気づきました。

コロナ禍でおうち時間が長くなり、寂しさを感じていらっしゃる方も多いと思います。
ぬいぐるみでなくても、動物のモチーフのグッズを目に付くところに飾ってみると、もしかしたら少しは気持ちが和らぐかもしれませんね。
今年の干支の牛さんモチーフのものなら、この時期どこでも簡単に見つけられるのではないでしょうか。

寒さが身に染みる我が家には、冬仕様のりすさんの鍋敷きをお迎えしてみました。
ティータイムの時に使うだけではなく、テーブルの上に置いたままにしているので、いつもほっこりさせられています。