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泣いている子ども

子どもの登校拒否とは︖不登校との違いや原因、親ができる対応

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子どもが急に「学校休みたい」と言うと、ドキッとしませんか?
つい、給食好きなものだから頑張って行きなよ、や、休んでゲームするつもりでしょう!等と言い、どうにかして行かせようとしたり怒ってしまうママもいるかもしれませんね。

近年登校拒否や不登校の子どもは増えており、珍しいことではありません。
今回は子どもの登校拒否についてまとめました。親ができる対応のポイントについてもご紹介します!

登校拒否とは︖

学校を何日休んだら登校拒否になるの?
行きたくないと言いながら通っているけど、それは登校拒否していることになるの?

机登校拒否という言葉に対して疑問を持っている方は多いと思います。1990年頃までは登校しない、行けない状態を登校拒否と言いましたが、学校へ行くことができない理由が多様化し登校を拒否しているわけではないという理由で現在では不登校という言葉が使われています。登校拒否という言葉は登校を拒んでいる状態や出席していない状態をさします。

学校へ行ってほしいという親の思いから登校を強要したり叱ってしまうかもしれませんが、そのような方法では問題解決しないのでじっくりと子どもと向き合う必要があります。

登校拒否と不登校の違い

学校へ行くことを拒否したり行こうとすると身体に不調が出たりする状況は、登校拒否と不登校という2つの言葉があり、日常の会話ではほぼ同じ意味として使われています。

厚生労働省では登校拒否、不登校は学校恐怖症とも言われ、何らかの心理的、情緒的、身体的若しくは社会的要因又は背景によって、児童生徒が出席しない又はすることができない状況(病気又は経済的理由による場合を除く。)とされています。文部科学省では不登校の定義は、不登校と判断される欠席日数が年度毎に連続または継続して30日以上とされています。

登校拒否と不登校という言葉は捉え方が様々なので、人によって言葉の使い方が分かれることもあります。

参照:e-ヘルスネット

子どもが登校拒否になる原因

登校拒否になる理由は一つではなく、子どもによってそれぞれ違います。複数の要因があることや子ども自身も自分ではっきりと原因がわからないこともあります。

⼈間関係

クラスメイトから嫌がらせを受けたり、相手に悪気が無くても誰かから言われた言葉で不快な思いをして学校へ行きたくなくなることがあります。

友達との喧嘩などは大人にとっては小さな出来事と思えるかもしれませんが、子どもにとっては大きな問題なので話をしてくれた時はあしらうような態度を取らずしっかりと話を聞いてあげましょう。嫌がらせを受けたりいじめられた時、子どもは親へ心配をかけたくないと思い相談ができず一人で抱え込んでしまうことがあるので注意が必要です。

小学校低学年の場合は、ママと離れることに不安を感じて登校の時間になると泣き出したりママから離れられないこともあります。

先輩ママの経験談

小学校低学年のころ私と離れることが不安だったようで、学校へ行きたがらず一緒に登校していました。下駄箱まで一緒に行くと大丈夫な日もあれば廊下で授業を見守る日もあり、どこまで付き合うべきかと悩みましたが、次の学年に上がると次第に私がいなくても登校できるようになり安心しました。

環境の変化

幼稚園や保育園での遊び中心の生活から小学校の勉強中心の生活に慣れず、学校が嫌だと感じる子どももいます。また小学校では幼稚園や保育園に比べて自分でやらないといけないことが増え、それに適応できないとストレスを感じて登校拒否してしまうこともあります。

2年生以降は進級時に担任が変わったりクラスメイトが変わることで、友達ができず休み時間を一人で過ごすような環境が嫌で登校を拒否する場合もあります。転校時も同じことが言えます。

病気や障害

環境が変わってしばらく経っても適応できない場合や勉強についていけない場合は、発達障害などの可能性もあります。

発達障害は新しい環境に馴染みづらいほか、音にひどく敏感だったりこだわりが強く周りの子と歩調を合わせることができないなどの症状があります。文字を書いたり読んだりが得意でないので授業についていけず、学校生活が苦痛に感じ登校拒否する場合もあります。

他にもうつ病を発症していたり貧血やめまいなどが起こる自律神経の病気がある場合は、学校へ行かないといけないと思っていても体のコントロールができず登校できないこともあります。

登校拒否になった時にできる親の対応

子どもが「学校行きたくない」と言った時、どう対応していいかわからないという親は多いと思います。このまま不登校になってしまうのでは?なんとかして行かせないと!と焦ってしまいますが、まずは子どもの気持ちを受け止めることが第一です。
ママと子ども

⼦どもの気持ちを受け止める

子どもが学校へ行きたくないと言い出したら、叱って行かせるのではなくまずは話を聞いてあげましょう。

学校へは行かないといけない思っている子どもがほとんどです。それでも行きたくないと口に出すことはとても勇気のいることだということを親が理解してあげることは大切なことです。このままずっと引きこもってしまったら?将来働くことができなかったら?など先のことを心配してしまいますが、目の前の子どもの問題を解決してあげることが優先です。

普段から学校の話を聞く機会があると、様子がおかしい時はすぐに気づくことができるかもしれませんね。

登校を強要しない

登校拒否した時ほとんどの親は、なんとかして登校させないと、と考えてしまうのではないでしょうか。しかしその時の子どもは心身ともに疲れ休息が必要な時です。

理由を聞いて「それはこうなんじゃない?」と否定したり、「学校休んだら勉強についていけないよ」と脅して登校を強要することはよくありません。

無理に登校しても根本の問題が解決しないとまたすぐに学校へ行けなくなったり、精神的な病気を発症してしまうリスクもあります。親にとっては勇気のいることですが、休みたいなら今は休んでいいよと伝えられるといいですね。子ども自身も辛い時は休んでもいいとわかっていると、少し頑張って行ってみようかなと思えることもあります。

⼦どもが話しやすい環境をつくる

子どもが学校へ行きたくないと言った時、心配する気持ちから大人はすぐに詳しく理由を聞こうとします。

どうして行きたくないの?
行かないでどうするつもり?
どうしたら行ける?
などと質問を重ねてしまうこともあるかもしれませんね。

しかし子どもは勇気を出して学校へ行きたくないと伝えたばかりです。理由を言いづらい場合もありますし、まだ上手く心の中を整理できていないこともあります。すぐに話してくれない場合は子どもから自発的に話してくれるのを待ちましょう。

ママはいつでもあなたの味方だよと伝え、一緒に料理をしたりテレビを見たりして会話をしやすい環境を整えてあげましょう。

⽣活のルールを決める

子どもが学校へ行きたくない理由を話してくれた場合はその問題への対処をしますが、それでも学校へ行けない場合はしばらく家で過ごす可能性もあります。登校を拒否している時は心が疲れている状態なので、心も体も休ませて回復させることが大切です。

しかし学校を休むからといって夜遅くまで起きていると朝起きることができず、昼夜逆転の生活になってしまうこともあります。するとますます学校へ行くことが難しい状態が続いてしまうので注意が必要です。学校を休んでも朝は時間通りに起きて早寝をする習慣を変えないようにしましょう。

学校以外の学びの場を考える

1週間ほど休ませても学校へ行けない様子ならば、学校以外の学びの場を考え始めましょう。勉強がわからなくなると、学校へ行くことができても学力の問題から再び登校拒否してしまうこともあります。家庭教師や塾などでもいいですし、近くのフリースクールや教育支援センターに相談しても良いでしょう。

学校は行けないけど塾や習い事なら行けるという場合もあります。学校の友達と接点を持つことで学校へ行きやすくなることもあるので、子どもにとってどの方法がいいか聞いてみましょう。

在籍中の学校や専門機関に相談

子どもが登校拒否をしたとき家庭だけで抱え込ます学校や専門の機関に相談するようにしましょう。担任の先生や学年主任などは子どもが登校拒否をする要因に心当たりがある場合もあります。

保健室登校やクラスとは違う部屋で過ごす別室登校ができる学校もあります。無理やり登校させるのではなく、子ども自身が学校へ行ってもいいかなと思えることが一番なので先生と話し合うことも大切なことです。

学校のスクールカウンセラーに相談したり、児童相談所へ相談することも可能なので親と子だけで解決しなければならないと思わないようにしましょう。

先輩ママの経験談

数日学校を休んでいると先生から「放課後だけでも来てみませんか?」と声をかけてもらい、他の子どもたちが下校したあと行きました。担任、副担任、保健教諭の方と楽しく話をして、私も子どももすごく安心感を感じました。行くきっかけとなったようで翌日から子どもは登校できるようになりました!

症状がある場合は医療機関に相談

学校を休んでも体の不調が続く場合は医療機関へ相談をしてみましょう。不眠や無気力、不安な気持ちが続く場合はうつ病などの心の病気が隠れている場合があります。早めの対処が大切なので、気になる時は早めに受診しましょう。

また学校の授業についていけなかったり勉強がわからないという理由で登校拒否をしている場合は、発達障害の可能性もあります。気がかりなことがある場合は小児科などで相談してみましょう。

登校拒否の子どもへのNG⾏動

子どもが登校拒否をしていると親は心配して当然です。しかし親の不安を子どもへ押し付けたり、心が弱っている状態の子どもにさらに頑張らせるようなことは止めましょう。
勉強中

⼦どもへ過ごし⽅の強要

親はどうにかして学校へ行って欲しいという思いから、あえて学校や同級生の話を出したり厳しく学校へ行くよう話をしてしまうことはよくあります。ですが登校拒否をしているほとんどの子どもが学校は行かなくてはいけない、でも行けないという葛藤の中で生活しています。強く励まされることや厳しく叱られることは登校拒否をしている子どもにとって大きなストレスとなります。

学校へ行きたくないと話してくれたばかりならば、好きなように過ごさせて心身ともに回復させることが第一です。リフレッシュしている間に問題が小さく感じられたり、学校へ行ってもいいかなと思えることもあります。生活のリズムは整えた上で過ごし方を強要しないようにしましょう。

感情的になってしまう

登校を拒否されると、このまま引きこもってしまったら?将来働けなくなったら?と不安がよぎり動揺して、なんで!?何が嫌なの!?と原因を突き止めようとしてしまいます。

心が傷ついた状態の子どもにとってそれはとてもプレッシャーに感じることなので、冷静に子どもの話を聞いてあげましょう。登校拒否や不登校を経験しても、ほとんどが大人になると働く社会人として生活しています。その時は焦ったり怖くなって感情的に怒りたくなりますが、親も冷静になることが大切です。

反対に子どもが登校拒否をしたとき、何も聞かず放任することもよくありません。いつでも話を聞くからね、という姿勢を子どもに伝えておきましょう。

まとめ

我が子が学校へ行くことを拒否したとき、それが例え1日だけだったとしても親は不安になったりうろたえてしまうものです。それは我が子を大切に思っているからこそ、将来ちゃんと働いて幸せになってほしいから学校へは行ってほしいという願いが理由だと思います。

その上で、将来の子どもの幸せは今目の前の幸せが繋がっているということを忘れないようにしましょう。今無理して頑張ることで精神的な病を発症してしまったり人間関係にコンプレックスを持ち続けてしまう、親との信頼関係が壊れてしまうなどのリスクもあります。

登校拒否をしている子どもは心が疲れている状態なので、まずは親が冷静に子どもの思いを受け止めてあげましょう。親も一人で抱え込まず学校や専門機関へ相談し今後のことを一緒に考えていくことも大切です!

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「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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