少し前に、
「私、思春期なんだけど。」娘からそう言われました。
何それ!線を引かれたのか?
衝撃のあまり言い返す言葉もなく、ちーん。
この言葉は一体何を伝えようとしているのでしょうか?
寂しいけどもう抱っこさせてもらえる歳ではないということ、
私もわかっています。だって春が来たら中学生ですもの~。
見た目も急速に大人に近づいていますし。
だけど、「それどういう意味なの?」と聞き返すこと、なんかできなくて。
おうち時間を利用して始めたこと
触れていいのか、いけないのか?さえわからない鈍い母ですが「一人の人」として今まで以上に認めて尊重して接していこう、そんなふうに思い、今は見守ることにしました。
その娘と私でコロナ禍の中、おうち時間を利用して始めたことがあります。
それは「刺繍」。
ハマったというところまではいかず、ゆる~く楽しむ程度ですが、それが心地いいんです。
玉止め玉結びさえも中々うまくできない、
そうこぼしていた娘、元々手芸が得意ではなく。
そしてそれは私も同じくで。
誰かに習うわけでもない、なんとなく挑戦、そんなところからのスタートでしたが初心者のために丁寧にステッチを教えてくれる本のおかげで
数を重ねるごとにステッチも少しずつできるようになってきました。
糸が絡まったり、ステッチの大きさにばらつきがあったり順調に運ぶことばかりじゃないけど。
「額に入れて飾ろうかな♪」インテリアのために作品を作ることも出てきました。
いたってシンプルではありますが、小さなタスクをちょこちょこ積み重ねていくって集中できていいなと思います。
腐る訳でもなく、コストがかかるものでもない。
出したり片付けたりも大変じゃなく、作業にスペースも取らない。
やりたい時にやり、好きなときに手をとめ、本は図書館でも手に入る。
糸の色は豊富だから自分のお部屋の雰囲気に合わせられるし、部屋に季節感を演出することも。
私にとってインテリアとは
世界中、いろんなインテリアのスタイルがあります。
あなたにとってインテリアとはなんですか?
私にとってインテリアとは。。。難しい質問です。
笑顔でリラックスして過ごせる、自分にとってかけがえのない場所があることは、生きていく中で当たり前のようでいて、すごく幸せなことだと思います。
あれがあるといいな、これがあるといいな。
足し算消費の時代は少しずつ変化し、どれが良いか吟味する、選択のセンスが問われる時代へ変わりつつある中、
「時間をかけながら暮らしの一コマを作る」
休日の過ごし方がテーマパークやショッピングばかりではなく、アウトドアやDIYの人気が出てきたように、セルフ的なスタイルが身近になってきていると思います。
「暮らしのインテリア、一コマ作り」
刺繍などの手芸じゃなくたって良いのです。
ただ漠然と何かの作品を作る飾るのではなく
できたら周りの家具や色のバランス、季節感なども子どもたちに伝えながら一緒に空間を作っていく。
クリスマスツリーを飾るとき、子どもってとても楽しそうですよね。
自分の付けたオーナメントが部屋でキラキラしているだけでなんだか嬉しい。
任せてもらったり相談されたり認めてもらったりするのが、大人が思っている以上に嬉しい。
家族のコミュニケーションを兼ねた「インテリア作り」、はじめてみませんか。
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