先日、2020年度の『流行語大賞』の発表がありましたが、コロナ関連のワードが多い中、今年大人気となったアニメの存在が目立っていましたね。
中学1年生の息子と共に私もアニメを楽しみ、映画も公開翌日に親子で鑑賞に行くほどブームに乗りまくっていましたが、映画鑑賞後、気になって仕方がないのが物語の続きです。
アニメ化を待てない!コミックで続きを読みたい!!
と言うことで、十数年ぶりかで「マンガの大人買い」をしてしまいました。(笑)
先日発売になった最終巻まで含めて、結局全巻購入したので、全23巻。
なかなかのボリュームです。
本日はクローゼットの整理から少し離れて、23巻分のマンガの本を大人買いしても収納場所に困らなかった、我が家の新しい本の持ち方についてお伝えします。
新しい本棚、どこに置く?
我が家には現在、文庫本や新書などが約200冊、絵本や画集などの大きめの本が約50冊、そしてマンガの本が約500冊あります。
私は小説好き、夫はマンガ好きで、これまでかなりの数の本を購入して来ましたが、引っ越しを機に整理して10年、今はだいたいこの数でキープされています。
これらの本は寝室に置いたふたつの本棚にほぼ隙間なく収まっています。
さて、新たに23冊のマンガの本を本棚に追加するためには、どうしたらいいでしょうか?
1.古い本を手放す
今の自分に必要な本だけ残す・・・大事な考え方ですね!でも、手放したくない本ばかりの時はどうしましょう?
2.新しく本棚を購入する
お部屋の模様替えも兼ねて、新しい家具を選ぶのもステキです。でも、置くスペースに余裕がない時は?
そう、現代には3つめの選択肢があるのです。
3.電子書籍を購入する
新しい本棚は家の中ではなく、クラウド上に置くことが出来る時代なのです!
私が電子書籍を「専用端末」で読む理由
クラウドの時代!などと偉そうに言ってみましたが、我が家の電子書籍デビューは今年に入ってから。
コロナ渦での息子の休校をきっかけに、本屋へ行かずとも気軽に読書出来るようにと、電子書籍リーダーを購入してからです。
電子書籍そのものは、スマホやタブレットでも購入して読むことが出来ます。
それでもわざわざ専用端末を購入したのは、以下のようなメリットがあると感じたためでした。
・ブルーライトが発生しない
スマホやタブレットでの長時間の読書は目の負担となりますが、専用端末はブルーライトが発生しないので、目に優しく子供にも安心です。
・本を読む以外のことが出来ない
寝る前の読書をする息子にスマホやタブレットを渡したら、こっそりYouTube鑑賞をはじめることは明白です。専用端末であれば購入した本を読むことしか出来ないので、安心して寝室に持たせることが出来ます。
・お風呂でも使える防水機能
私が選んだ電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」には防水機能がついているため、そのままお風呂に持ち込むことが出来ます。スマホをジップロックに入れて長風呂を楽しんでいた私にとって、この機能は魅力的でした。
これらの専用端末を使うメリットとは別に、電子書籍には
・紙の本のように置き場所を取らない
・紙の本より書籍代が安い
・字を拡大して読むことが出来る(アラフィフには大事)
というようなメリットもあり、これからの時代(と年齢に)は電子書籍だよね!と、より電子書籍ライフを楽しむためにも専用端末の購入に踏み切ったのでした。
もちろんデメリットもありました
メリットいっぱいの電子書籍と電子書籍リーダーですが、もちろんデメリットもあります。
感じ方には個人差があるので、あくまでも私の主観ですが・・・
・電子書籍には中古本がない
電子書籍もセールで安くなることがありますが、古い本は紙の中古本のほうが安い場合が多いので、電子書籍が割高に感じることがあります。
・電子書籍リーダーの電源入れたり本を選んだりが面倒
紙の本は本棚から取り出してすぐ読めますが、電子書籍リーダーで本を読むためにはいくつかのアクションが必要なので、正直面倒くさいな~と思うことがあります。
・読み慣れるまで時間がかかる
今はもう慣れましたが、最初は「やっぱり紙の本の方が読みやすいな」と感じました。見開きで読めないためページをめくる頻度が多いのも煩わしく、なんとなく集中もしづらかったです。
これらに加えて、今回はじめて電子書籍でマンガを購入し、電子書籍リーダーで読んでみて、マンガだからこそ感じたデメリットもありました。
・電子書籍リーダーは白黒表示の為、カラー表紙も白黒(地味に寂しい)
・表示が1ページ毎なので、見開きで展開するシーンが読みづらい(見開きにも出来るが、縮小されて字が読みにくくなる)
ただ、iPadなどのタブレット端末を使えばマンガもカラーで表示されますし、電子書籍リーダーよりも大きな画面になるので、見開きでも問題なく読むことが出来ます。
我が家ではまだ試したことがありませんが、パソコンでもダブレット同様に読むことが出来るそうです。
活字だけの本を読む時は、目に優しく子供にも安心して使える専用の電子書籍リーダーを。
マンガを読む時は、カラー表示の出来るタブレットやパソコンを。
電子書籍はクラウドに保管されるため、使いたい端末にいつでもダウンロードすることが可能です。
本によって適した端末を使い分けることが、電子書籍を快適に楽しむポイントだと感じました。
身軽で気軽!電子書籍の魅力は「楽」
まだまだ電子書籍は紙の本にはかなわないなと思う点もあります。
それでも今回23冊分のマンガを電子書籍で購入して最も感じたことは、収納の必要がない身軽さと、取り扱いの気軽さでした。
本棚のスペースを考える必要なく本を購入出来て、端末ひとつで何冊もの本を持ち歩き、読むことが出来る。
しかも電子書籍リーダーを使えば、お風呂で全巻一気読みだって可能!(のぼせると思うけど)
使う前は少しハードルが高いと感じていた電子書籍でしたが、使い始めて約8ヶ月、我が家の『新しい本棚』もかなり暮らしに馴染んで来ました。
紙の本と電子書籍、それぞれにメリットデメリットがあるので使い分けは必要ですが、電子書籍を使い始めて、これまでよりも「楽」に本を持つことが出来るようになったと感じます。
本の置き場所に困っている方、本屋へ買いに行くのが面倒な方、人気コミックが売り切れで入手出来ないとお嘆きの方、電子書籍という新しい本の持ち方がありますよ!
ほとんどの電子書籍は試し読みが出来るので、まずはお持ちの端末で試してみて下さいね。
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