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ランドセルを背負う子

ラン活に変化!ランドセルのサブスクとは?金額やメリット・デメリットも

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女性
再来年、子どもが小学生になるんだけど、ランドセルはいつ頃準備したらいいのかな‥。
住まいるナビゲーター
ランドセルの準備は、時期がどんどん早くなっています!子どもが年中さんの間に準備を始める方もいるんですよ。

”購入”ではなく、「ランドセルのサブスク」があることはご存知ですか?

年々早まっているランドセルの購入。年中や年長の子どもがいるママは、「いつから準備すればいいの?もう遅いの?」と不安になりますよね!

今回はランドセルの相場や人気の色の他に、今年始まった「ランドセルのサブスク」についてまとめました。

ラン活とは

「ラン活」とは、ランドセルを選び購入する活動を指す造語です。
いつ頃買うのがベストか、売り切れてしまい入学式に間に合わないことがあるのか、など気になることはたくさんありますよね。

ラン活はいつから始める?

年々ラン活の時期は早まっています。以前は年長の夏~秋にかけて準備する人が多かったのですが、今は年中の冬~春頃から準備を始めて年長の夏には購入済、という方が多くなっています。前々年度の冬にランドセルの新作発表があるので、それに合わせて資料請求する方も多いようです。

「みんなこんなに早く決めてしまうのか」と心配になる方もいると思いますが、「全くこだわりが無く、どれでもいい」という方は時期を考えずに購入することができるので安心してください。反対に、「このメーカーのこれが欲しい」と決まっている場合は、売り切れることがあるので早めの準備が必要です。

ランドセルの金額

ランドセルの金額は3万円台~10万円以上と様々です。その中でも5万円~7万円のものがよく選ばれています。1年生になる準備の中で一番高額なものになることが多いです。

人気のカラー

今40代の私が子どもの頃は、男の子は黒のランドセル、女の子は赤のランドセルがほとんどでした。クラスに1人2人はピンクや紺色のランドセルの子がいましたが、他の色は見たことがありませんでした。筆箱最近は色のバリエーションが豊富で、多くの色の中から好きな色を選べるように変化しています。ランドセル工業会によると2021年の男の子に人気のカラーは、黒、紺色、青、女の子に人気のカラーは、紫・薄紫、赤、ピンクでした。他にも茶色や緑も人気のようです。

ランドセルのサブスクとは

2023年から開始したランドセルのサブスクリプションをご存知ですか?ランドセルやビジネスバッグを取り扱うコクホーという会社が始めた「RansS」というランドセルのサブスクサービスです。

”毎月の料金を支払い、貸し出されたランドセルを使うことができる”というサービスで、購入のための〇万円という高額な金額が必要ありません。開始直後から約200件の申し込みがあり、そのうち6割は”2つ目のランドセル”としての申し込みだったそうです。

プラン

RansSには990円~3,850円の3つのプランがあります。
最大250種類から選ぶことができ、プランによって最短1か月で交換することができます。往復の送料は無料で、使ってみたランドセルが気に入った場合は提示された買い取り価格で買い取りも可能です。

高額なランドセルですが、親としては「6年間ずっと飽きずに使うのかな」と不安になってしまいますよね。真っ白だったり奇抜な色という色の心配、子どもの体型に合うか、軽さや大きさは大丈夫か、など”試しに使ってみたい”という時でも利用することができます。

金額

「RansS」には選べる3つのプランがあります。

Vプラン

月額990円で、3か月に1回交換可能

Bプラン

月額2750円(年契約は2200円)で、月1回(年契約は年3回)交換可能

Sプラン

月額3850円(年契約は3080円)で、月1回(年契約は年3回)交換可能

どういうランドセルが使えるの?

子どもに人気の大きなリボンがあしらわれたランドセルや、シンプルな黒や赤の単色のもの、野球少年に人気のベースボールブランドのランドセルも揃っています。

ゴールドやシルバーなどの珍しい色のランドセルもあるので、「とりあえず使ってみて決めたい」という方にもおすすめです。

また、ランドセルを持っている子どもでも、気分を変えて違うランドセルを使ってみると学校がもっと楽しくなりそうですね!長期休み明けなどの登校しぶりが起きやすい時期だけ利用するのも、楽しく学校へ通う方法の一つとして良いのではないでしょうか?

汚れたり傷ついたらどうするの?

やんちゃな小学生の時期だから、知らず知らずのうちに汚してしまわないか心配!と思うママも多いですよね。

RansSは通常の使用範囲内で生じた汚れや傷であれば修理費用は発生しません。返却されたランドセルは職人によりメンテナンスされ、除菌機で除菌消毒して次の子どもへ渡されます。

※落書きやハサミ・カッターによる破損などの通常使用範囲を超える汚れや傷の場合は、別途修理費用が発生します。

ランドセルのサブスクのメリット・デメリット

ランドセルのサブスクにはメリット・デメリットがあります。

メリット

一番のメリットは、色々なランドセルを使うことができることです。

「ランドセルは一度購入したら、そのランドセルで通うことが嫌になっても6年間使用し続けるもの」という今までの常識を覆すサービスですね!

低学年の頃は派手な色が好みでも高学年になると落ち着いた色がよくなったり、入学前には気に入っていたけどいざ入学して周りをみると”やっぱりこういうランドセルが良かった”など、「もう一度選びなおしたい」と思うことはよくあることです。その希望を叶えてくれる素晴らしいサービスではないでしょうか。

他にも、ランドセルは平均価格が5~7万円という高額な商品です。サブスクならば月々数千円で利用することができるので、まとまった大きなお金が必要ありません。

デメリット

一番のデメリットは、6年間サブスクを利用するとトータルの金額が高額になることです。月々の支払いは大きくありませんが、6年分を足すと入学前に一つ購入した方が金額が低くなることもあります。宿題をしながら寝る子また、”ランドセルは祖父母からプレゼントしてもらう”という家庭も多いですよね。祖父母からのプレゼントとなるとサブスクのサービスを理解してもらう必要があったり、「お金じゃなくて物としてプレゼントしたいからサブスクは嫌だ」と思う祖父母もいます。

まとめ

私は「ランドセルをサブスクする」という発想が全く無かったので、このサービスを知った時とても驚きました。「ちゃんと6年間使うのかな」と心配しながら購入することを考えると、サブスクは気軽にランドセルを利用することができますね。

大人でも、「購入したけどやっぱりこっちにすれば良かった」と後悔したり「購入してしばらく経つけど、飽きてきた」など、新しいものを使いたくなることはよくあることですよね。ランドセルのサブスクは、”2つめのランドセル”としても利用する子どもが多いそうです。長い小学校生活で、「ちょっと気分を変えてみたい」「元気に通うきっかけになってほしい」など、それぞれの理由で利用してみてはいかがでしょうか!

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「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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