住まいリング させぼ

お子様の勉強がはかどる空間・環境づくり。

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10月に入り、朝夕は肌寒いと感じる事も多くなりましたね。
ライフオーガナイザーの兼重千鶴です。

不思議な現象とでも言いますか、やらなきゃいけない事が目の前にある時に限って『部屋のお片づけ』をしたくなることはありませんか?
例えばお子様ならテスト前。
仕事をされていたら、提出期限間近の資料作成前とか!?
机回りが気になって、ちょっと片付けのはずが机丸ごとしちゃうとか。
思い当たる節、ありますよね!?

今日はその現象とお子様の勉強がはかどる空間づくりについてお伝えしたいと思います。

セルフ・ハンディキャッピング

【セルフ・ハンディキャッピング】って言葉、ご存じですか?

Web上における用語解説サービスの『コトバンク』では、【心理学の用語で、たとえ失敗しても自尊心を保てるように、あらかじめ自分にはハンディキャップがあると主張したり、実際にハンディキャップを作り出してしまうことをいう。試験の前に、風邪で勉強が十分にできなかったと言い訳をして予防線を張ることなどがこれにあたる。】と掲載されています。

緊急時に湧き出る『片付けたい!』という衝動は、無意識な自己防衛本能のようですよ。

テスト前に部屋を整える

ウチの子の場合は、普段から机の上が散らかっていて、勉強をするのにまず片付けないと教科書を置くスペースがない!
なので仕方なく、テスト前には片付けから始まります。
ただ、引き出しの中は定期的に整理しているようなので、テスト前の片付けに時間をかけるという事はありません。

空間が乱雑であると気が散ってしまうため、勉強に集中するためには『片付け』は必要ですね。
勉強に向けての【儀式】【ルーティーン】としても有効でしょう。

普段から勉強空間の環境を整えておく

多少の片付けは大目に見るとして、時間をかけちゃうのは問題!
そうならないように、普段から環境を整えておきましょう。
机の上やお部屋のレイアウトにも気を付けて。
特に落ち着きのないお子様の場合には、注意力が散漫になりやすい傾向があるので要チェック!

*目につくところには誘惑の多い物は置かない
受験生の場合は、ゲーム機や漫画などの誘惑グッズは思い切って段ボール等にまとめておく。

*勉強に必要なプリントや教科書等はすぐ手に届く場所に配置
勉強に必要な物がすぐ手に届くように。
探し物のムダな時間を生まないように。

*室内のカラー多用を減らす
たくさんの色が混在する空間は落ち着かず、無意識に脳が消耗してしまいます。

勉強がはかどる環境づくりは親の務め

ちょっとずつ片付けていくよりは、一度思い切って環境を整えておくと、その後はリセットの繰り返しです。

今後はお片付けにかかる時間が大幅に節約できますね。
環境を整えた後は、お子様自身で継続して管理するスキルが必要です。
「勉強しなさい!」と言う前に、親子でお片づけを楽しんでみてはいかがでしょうか。
片付けのスキルは、【判断力】【段取りを考える力】【自立性】が身に付きます。
勉強にも大きな効果をもたらすことでしょう。

ブログ担当:ライフオーガナイザー@兼重千鶴
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「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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